forestwedding日本はゴールデンウィークですね

こちらは通常通りですが
やっぱりひとり気分は盛り上がっています

というのも義妹が15年連れ添ったパートナーと
遂に結婚することになり。。。

子どもも2人いていっしょに家も建てていますので
もうすっかり結婚していると思っていたのですが

2年前にプロポーズされたと
喜んで聞かされた時はびっくりしました

義妹家族を祝うためにイギリスやニュージーランド
オーストラリアの各地から親戚が集まってくれるって
本当に素晴らしいことだな〜

さらに市内から南へ車で100km/時で3時間の移動

ついた先は小さなコテージが並ぶ森の中
南に行くほど寒くなるオーストラリアの不思議を
肌で感じながらも
頭がなかなかついていかない。。。

南極からの風はひゃっこいひゃっこい

2年間じっくり準備した結婚式は
大きな木の前に祭壇が作られ
皆が座るベンチは干し草
気がつくとカンガルーがむしゃむしゃ食べています

義妹家族の古着や小さな頃から使っていた古いテーブルクロスで
リメイクされたガーランドに囲まれた空間は自然の力の中に
ほっこりと灯りが灯ったような温もりに包まれていました

家族や親戚がこのテーブルクロスの生地を見て
色んな思い出を思い出している様子は
かけがえのない時間をもう1度生きているように

沢山の木に囲まれ親戚一同、義妹の幼なじみが見守る中
誓い合う義妹夫婦を涙する姪っ子、甥っ子

日本人からみると順序が逆に思え不思議な光景ではありますが

結婚式って人生の大きな節目ではあるけど
日々の積み重ねがもっともっと大切なんだな〜と色々と考えました

いつもまじめな義父の英語のスピーチは皆の笑いを誘い
喜びをいっぱい受け取りました

前の彼氏のことはスピーチでは禁句だと
インターネットで書いてましたといいながら
最後に話してしまう義父。。。笑い

英語上達のために(単なる勘違い)もちろんワインを頂きながら

atelierデジャブ。。。

もう何年も前にみた夢の場所は
広々とした外国のお家だったので
当時はただの夢と思っていましたが

先日、友人が紹介したいと連れて行ってくれた
草木染めアーティストのTrudiのアトリエに
入ったとたんはっとしました

ここは!

私にとっては数少ないデジャブですが
人生の変化のきっかけになるポイントには
いつもみてきたので
今回は何かと更なるワクワクに拍車がかかりました

大自然の中のセルフビルドのお家は
至る所にTrudiの大好きなものが飾られ
遠く窓から見える湖や山々の風景に

いつも見る風景がその人を作り
その人が作り出す作品に表れるように思いました

私の家からは湖は見えませんが
風にゆれる木々やそこに集まる鳥達
そして何より家族の笑顔が私の大切な風景です

そんなことを考えながらTrudiの出してくれたスコーンを
ほうばりながらティータイムに
友人がキリムドールを持って来て
私のことを紹介してくれました

そんな友人の思いやり感謝しながら
いよいよアトリエへ

干された黄色い小さな花々
いくつもの手編みのかごに集められた色々な種たち
夕焼けのように湖の底のように染められた生地

ゆったりとした風が吹いているそこで
様々な手法で作り出された作品を
次々と見せて下さるTrudiのパワーをいっぱい頂きました

「アイディアが浮かんだ時が作り出す時よ」

その言葉は英語でもすんなりわかって
わくわくしながら庭の草木染めの植物たちも見せて頂きました

眺めるのも食べるのも大好きなアーティチョークからは
美しい紫色が頂けるそう

そして心惹かれたSun Ding
瓶に染料と布を入れて太陽の熱と光で
じっくりと染める
なんとも豊かな染め方でしょ

と、その瓶を眺めているとその向こうに
カンガルーの親子がぴょっこり

Trudiさんが大切に育てているバラをむしゃむしゃ食べるので
奈良の鹿感覚で追っ払いに行ったら

すっと立ち上がったカンガルーが意外に大きくて
思わず『バラ食べたらあかんで』と話しかけてしまいました

色んな意味で自然と自分がとけあうこの場所で
楽しいこと企画中です

Trudi

communityオーストラリアで初めての
キリムドールのワークショップに
ご参加下さりすっかり意気投合したのも束の間

アボリジニのコミュニティーに
引っ越しされた彼女が
イースターホリデーに帰ってきました

久しぶりの再会なのに聞き上手の彼女は
最近の私の決意表明を熱心に引き出してくれ
おかげで随分前進した気になりました

50度近い気温の砂漠から
やってきた彼女はこんがり焼け
毎朝の町中のゴミ拾いですっかりスリムに
毎日アボリジニのおじいちゃんおばあちゃんたちの
お昼ご飯を作る仕事をしているそう

きっと大変なこともあるだろう生活を
全く感じさせない彼女の人柄に深く感心しながら

皆既月食の満月の夜は
彼女を介して友人となったみんなでごはん会をしました

楽しく美味しく笑いの絶えない食卓を皆で囲む
人数が多すぎて立食状態ではありましたが
皆がお互いを思いやっている輪の中はとても心地良いものでした

月食を眺めに外に出て
ウランの採掘でまた3つのアボリジニのコミュニティが
閉鎖されてしまうと聞いて
日本の原発問題や放射能汚染の話しになりましたが
みな現実をしっかりと受け止めていて
自分の意見をとても前向きに話せてよかった

男性陣が気を利かして帰った後は女子会

癒しのというよりは笑いっぱなしのマッサージ大会
ひとりをうつ伏せに寝かせて
6人掛かりで思い思いのツボを押さえる状況は
笑い過ぎて免疫力がアップし結果
肩こり解消と流れのように思えました

みんな全く気負いのない肩の力の抜けた感じは
長年外国に住むために心得た最高の所作のようにも思えました

私ももっともっと心をほどいていこうと思うほど楽しくなりました

翌朝そんな私をまた気負いなく
グロッサリーマーケットとクラフトマーケットに連れて行ってくれた彼女たち

私が何を観たくて何をしたいのか全部お見通しのようで
きっとそこまで考えもしていないように
私がお宝の山を見つけて目を輝かせていると芝生に寝転んでいる彼女たち

この出会いに本当に感謝せずにはいられません
オーストラリアにも大切なコミュニティーが出来ました

light of bushこの1週間もやっぱり
夜中に起きてしまうことが
何度もありましたが

そうしてやっぱり少し
色々心配している自分を認めてつつ

そう心配しずぎないように
起きている時間にちょっとずつ
新しい自分に出会うことをします

例えば車の運転とか
ある人にとってはたわいもない簡単なことでも
自分にとっての壁ならば
それを乗り越えることで新しい景色が
見えてくると思うのです

色々無理だと思っていることには
自分なりにきちんとした理由があるからで

でもちょっと違う角度から見てくれる
新しい自分のおかげで
壁の幅が意外と短いことに気づいたりできるもんです

ま、そんなわけで
緊張しすぎて眠れないほどのことに挑戦の朝
何度もやめようといっぱい理由も考えましたけど

新しい自分と出会う小さな冒険に出かけました

これもある人にとっては簡単なことです
初めてひとりで目的の場所に辿り着くこと

オーストラリアのバスはアナウンスも表示もないので
風景を見て降りるので
初めての場所なら通りや目印になる場所の名前を調べて
降りなければなりません

近所からバスに乗って
電車に乗り換えて
初めての駅に降り立って
初めて乗る路線のバスに乗って
運転手さんに聞きながら降り立った場所ぽつ〜ん

ブッシュを歩いて

今までの自分より頼りになる自分に出会えるチャンスには
色んなものをいつも以上に感じます

そうしてふと気になる場所を写真に撮った時
太陽の光が反射して
美しいグリーンの光が写っているのを見て

ほっとしました
今まで目に見えなかったものを
新しい自分が教えてくれたようで

そして無事に目的地に到着しました

driveこの数日間は
日本で心配なことがあり
いつでも帰国出来るように
心構えしながら

制作の段取りを考えて過ごしていました

朝ごはんを作っている時
英語学校に向かう坂道を下っている時
ふと涙が流れます

何も出来ない自分の不甲斐なさが
オーストラリアに渡った時に
覚悟した傷を痛めます

そんな時、悩める親友から連絡があり
色々話したことで元気になってくれたことが
心を切り替えるスイッチになりました

日本で出来ないことをいくら思っても仕方がない
Cry over spilt milk

ここで精一杯出来ることやるっきゃない
その時発した熱意がいずれまわり回って
日本に伝わるよう祈りながら

まず自分には絶対無理と25年間頑なに拒んだ
車の運転の練習
ある人には当たり前に出来ることでも
ある人には本当に出来ないと思えることってあるんです。。。

近所の郵便局に行ってからもう少し練習しようと
クロージングセールをしていた近所のアンティークショップに

運転の緊張で手も足もガクガクの中
ふと腰を下ろしたアンティークチェア
座り心地も見た目どおり素晴らしい

店主さんとも別れを惜しむ気持ちが背中を押して
お値段を聞いてみると

『$30』と

ちょうどお財布に入っていた金額でした
そのうえ車に乗ってきています

店主さんにお別れと感謝の気持ちを込めて
何度もお礼を言いました

家に帰って早速
これからの制作時の相棒になった
椅子を磨いて、ゆるんだ継ぎ目を
トンカチでトントンしていると

$350と書かれた値札が⁈

やっぱりやるっきゃない

macrameほぼ半年ぶりに
ステイシーさんが
オーガナイズをされている
ワークショップに参加してきました

この半年間はアウトプットで走り続けたので
そろそろインプット

前々からやってみたいと思っていた
マクラメ編み

なにより編み目を見てるのが好きな私

今回のワークショップでは
マクラメ編みのプラントハンガーを
教えて頂きました

今やインターネットや
本などで独学もできる時代ですが

私は技術を教えてもらう時に伝わる
熱意が好きなのです

弟子が師匠の技を
肌で感じて学んでいくような
そういう時間には
何か特別なものが流れているように思います

だから私はワークショップという時間をとても大切に考えています

まだまだボキャブラリーの少ない私には
先生のエリカさんの英語もちんぷんかんぷんですが

額に汗しながら
一生懸命教えてくださる先生からは
自分なりに技術を受け取ったように思います

今回はまさかのお隣さんにやり方を聞かれて
エリカさんの英語を即座に暗記し
必死の説明をする場面もあり大変でしたが

ステイシーさんが作り出される美しい空間と
おいしいおやつの時間に癒されました

こうして過ごした時間が
自分の作品を作る時の
ひとつのスキルになればといいなと思っています

そして受け取った熱意をまた伝えていくことが
出来れば嬉しいです

StaceyClarkStylist

mac and more

Hamishちょうどひと月ほど前
新学期が始まって
緊張が続いている子どもを
和ませようと

学校の帰り道にある
ペットショップに寄り道をしました
前々からペットにしたいと言っていた
ベタを見に行くと

3つの瓶のうち
1つのベタは天国へ召されていて
あとの2つはどちらも体が斜めになって
浮きかけていました。。。

子どもとし〜んとなり
そのまま立ち去り難くなってしまい

1番弱っているベタを連れて帰ることにしました

帰ってから少し大きめの瓶に移しても
力なくぷか〜っと浮いて来るベタを見て
子どもに大丈夫かな〜と聞くと

すぐさま調べてくれて
「疲れてる時に斜めになって浮くらしい」と教えてくれました

少しいやな予感があったのですが
その子どもの言葉に不思議と安心し

『ヘイミッシュ』という名前をつけて
聞こえるかどうか分からないけど
話しかけながらエサをあげました

次の日の朝なぜか白く濁った水に
不安になった気持ちを掻き消すように
新しい水に入れ替えること数日で
水が濁らなくなりました

今では瓶越しに私を見つけると
水から飛び出さんばかりに
体全体で嬉しさを表すようになりました

いや
きっと私をエサの塊と思っているのでしょう。。。

ちなみにヘイミッシュはシャーロック・ホームズの相棒
ジョン・ワトソンのミドルネーム

KINFOLKKINFOLKという雑誌は
日本にいた時から知っていましたが

あまりにも清らかに美しい紙面が
別世界のようで
その前で立ち尽くしていました

オーストラリアに移り住んでから
仲良くなった店主さんのお友達の
スタイリストのステイシーさんが
KINFOLKディナーを主催されているということで

ご紹介頂いたのが
私がキンフォークのドアを
開くきっかけになりました

色んな幸運のおかげが重なって
KINFOLKディナーで
沢山の方々との出会いがあり

オーストラリアに友人がいなかった私は
それがとても嬉しかったのです

同時にスローライフを提案し
その世界にいざなってくれる方々の
大変な努力を身近に感じ

その素晴らしさを
私も伝えることが出来ればと思うようになりました

まずは自分の心をゆったり広げること
あれもこれもよりひとつだけを大切にすること

今回ステイシーさんの親友である
KINFOLKを立ち上げたケイティさんと
エディターのジョージアさんが
ポートランドから来られることになったと
ステイシーさんがお知らせ下さいました

ケイティさんとお会いするとおだやかな日に
水平線を眺めているような気持ちになりました

そうして開くKINFOLKのページには
日本から届いたエアメールと同じ温かさを感じます

KINFOLK

summer tableステイシーさんの
息をのむような
コーディネートの中で
おいしいものを頂く

3度目のキンフォークディナーに行ってきました

いつもチケットを取り損ねてばかりの私を
見兼ねたステイシーさんのやさしさでしょうか?

今回はポートランドから
雑誌『KINFOLK』の編集者の方々が
来られるということで
ステイシーさんからお誘いを頂きました

植物店の空間でのサマーテーブルは
なんとも爽やかなやさしいジャングルのよう

長テーブルのお向かいさんに座った彼は
壊される直前の家に絵を描き
撮影するとシンプルな平面の形に
見えるような視覚に訴えかける作品を作り出す
ニューヨークで活躍するアーティスト

そんな彼に
「僕と君がやってることは同じやな
要らなくなったものを使って表現してるやん」
(脳が勝手に大阪弁に訳す)と言ってもらえたり

日本の寿司屋で修行したことのある
ペルー人のミートパイ職人さんと
にぎり寿司の難しさを話すと

「難しいと思えば難しい
出来ると思えば出来る」と流暢な日本語で言われ
ぽかんとしていると

「出来ないと思わなければ出来る」とつけ加えられた

いつも胸にくすぶる悩み事を相談しなくても
天からの啓示のような言葉が
初めて会った人から聞く奇跡

いつものように植物に包まれ
キャンドルの灯りに照らされながら

色んな人と話した言葉は
やがて人生の道しるべに変わります

royal-de-luke数年前に何かのきっかけで
ロワイヤル・デ・リュクスの
巨人の女の子の映像を観て

いつか本物を観てみたい
そう思いましたが
ヨーロッパなどに行く機会もなく

今となっては年に1回
オーストラリアから日本に帰国するだけで
いっぱいいっぱい

そんな時にフランスからオーストラリアに
ロワイヤル・デ・リュクスがやってくることを知り
興奮冷めやらぬ状態でした

そしてこの3日間の公演中は
日頃の悩み事を全て忘れて楽しむことを決めました
もちろん家事も極力休ませてもらって
全身でインスピレーションを受け取る準備万端にしました

そして目の前に繰り広げられる巨人の動きには
コンピューター制御のない人力の操作のおかげか
どこか安心感を保ち
神の力がそうしたかのように命が宿っていました

夢中で追いかけて先回りして前に出た瞬間
目が合ったように感じてはっとしました

終盤にはもう人が多すぎて
巨人すら見えなくなっていましたが
肩車をしてもらった子どもが
ずっと手を振っている方向を見つめていました

そしてクライマックスには
前の車椅子のおばあちゃんが
じわ〜っと立ち上がったのを見て

思わず「クララ〜」っとツッコミつつ感動

パフォーマーが巨人と共に動かしたのは
何よりたくさんの人の心だと思いました

高層のホテルの窓があんなに開いてるのを観たことがありません
みんな窓を開けて観ていたのだと思いますが
私は自分の立つ目線から見上げることが出来てよかったと思います

そこで感じたパフォーマーから伝わってくる熱量は
次の自分の表現に熱を帯びることになると思います

主催者の「すべての人にアートを届ける」という考えとおり
ここに集まったすべての人が受け取ったと思います

ロワイヤル・デ・リュクス