この数日間は
日本で心配なことがあり
いつでも帰国出来るように
心構えしながら
制作の段取りを考えて過ごしていました
朝ごはんを作っている時
英語学校に向かう坂道を下っている時
ふと涙が流れます
何も出来ない自分の不甲斐なさが
オーストラリアに渡った時に
覚悟した傷を痛めます
そんな時、悩める親友から連絡があり
色々話したことで元気になってくれたことが
心を切り替えるスイッチになりました
日本で出来ないことをいくら思っても仕方がない
Cry over spilt milk
ここで精一杯出来ることやるっきゃない
その時発した熱意がいずれまわり回って
日本に伝わるよう祈りながら
まず自分には絶対無理と25年間頑なに拒んだ
車の運転の練習
ある人には当たり前に出来ることでも
ある人には本当に出来ないと思えることってあるんです。。。
近所の郵便局に行ってからもう少し練習しようと
クロージングセールをしていた近所のアンティークショップに
運転の緊張で手も足もガクガクの中
ふと腰を下ろしたアンティークチェア
座り心地も見た目どおり素晴らしい
店主さんとも別れを惜しむ気持ちが背中を押して
お値段を聞いてみると
『$30』と
ちょうどお財布に入っていた金額でした
そのうえ車に乗ってきています
店主さんにお別れと感謝の気持ちを込めて
何度もお礼を言いました
家に帰って早速
これからの制作時の相棒になった
椅子を磨いて、ゆるんだ継ぎ目を
トンカチでトントンしていると
$350と書かれた値札が⁈
やっぱりやるっきゃない